好きな本には旅をさせよ
ニュージーランドに来てから読書が一つの趣味になった。日本にいる時も本を読むのが好きだったが、その頃と比べると読む量は圧倒的に今の方が多い。
こちらに来て本をたくさん読むことになったきっかけはこちらの図書館を利用することになったからだと思う。学校に通っていた頃は、学校帰りに課題をするために寄ったり、印刷が必要な書類がある時には印刷しに行ったり、何かと利用することが増えた。
こちらの図書館には日本の本も数多くあり、読みたかった!と思う本も読むことができ、クライストチャーチに住む先人たちに感謝している。
読書には大変助けられた。
学生ビザからワークビザの切り替えの際に、何もすることがなく(というかできることがなく)、貯金も減っていく中で、唯一の楽しみは読書であった。いつビザが出るのか、延長ビザは出ているものの、何のためにここにいるのかと不安になる中で、楽しみを与えてくれた。



クライストチャーチには市内の中心に大きな図書館があり、その他に分所がいくつかのエリアにある。中心地にある図書館で借りた本を読み終えたら、近くの図書館に返すこともできるのが便利だ。また、読みたいと思った本を近くの図書館に届けてくれ、借りることもできる。延長もネットで申請が可能で大変便利である。
私の考えの一つに、好きな本には旅をさせよというものがある。要するに、自分のお気に入りの本はどんどん人に貸そうという考えだ。それが返ってこなくてもいいとも思っている。好きな本を読み終わって手元に置いておくのがもったいない!と思ってしまうのだ。
クライストチャーチに来て、図書館を知ってからは読み終わったら図書館に寄付をしようかと思っている。自分の手元にはないとしても、また読みたいと思えば、そこにあるし、何よりたくさんの人のもとへ旅してくれる可能性を考えるとワクワクする。売ってしまうのもよいかもしれないが、また読みたくなった時に読めない可能性を考えると図書館への寄付が一番自分にはしっくりくる。