2度目のメキシコ。
今回の旅の目的は、友人の結婚式。
ありがたいことに、私と私の妹を招待してくれた。
私にとっては2回目のメキシコ、そして初めてのチアパス州。
はじめての海外の結婚式。
飛行機に乗る前から気持ちは高鳴る。
メキシコシティで1日過ごし、次の日朝、チアパスへと発った。
私の友人家族たちは先にチアパスに到着しており、私たちは1日遅れての合流。
チアパスの空港に降り立つと、私たちの名前が書かれた紙を持った女性が待っていた。
友人の旦那さんの気遣いに感謝。
迎えに来た女性と共に、友人たちが先に行っている観光地へ。
助手席には妹。通訳をお願いした。
チアパスは大都市というわけでは無く、中心部には大きなショッピングモールもあるが、自然も多い。
向かった観光地は渓谷で、雄大な自然がそこにはあった。規模が大きい。
連れてきてくれた女性が「ここに、友人がいるはず…」と言って探しに行っている間、景色を堪能していると、遠くで日本語が聞こえた。
向こうも気づいたようで、私たちを呼ぶ。
海外で友人に再会するってなんだか、ぞわぞわする。うれしい。
ここで、また”はじめまして”
友人のご家族、友人の友だち会う。
旅の雰囲気がそうさせるのか、すぐに打ち解けた。
その後も観光は続き、ボートに乗って川を進みながら渓谷を見たり、ワニやサルなんかも見たりした。
ボートのガイドさんが、「この川の先は、グアテマラに繋がっている」と。
大陸で国と国が繋がっているってこういうことなんだと、しみじみと実感する。
夕飯は、友人の旦那さん家族と仲人さんなども一緒に、チアパスの伝統的な舞踊とマリンバの演奏が聴けるレストランへ。
ここでも多くの”初めまして”があった。
出会って、ハグをして、挨拶のキスをして。
大げさに言えば、家族の一員になったような温かさがそこにはあった。