東京にいると、東京だなあと感じることも多いもの。有名人や憧れの人に偶然会うことがあると、あぁここは東京だなあと実感する。
この実感がたまにだから…なんだかいい。
ずっと東京を感じていたら疲れてしまうから。
先日、仕事帰りに電車を降りたら、ぐわしで有名の漫画家さんが目の前に立っていた。
心の中では、"あ!"と思ったが、気持ちは喉の奥底に留めた。
「あぁ、ここは東京なんだ。」と実感する。
少し前のこと。
落語会に行き、落語会終了後に近くの居酒屋で飲んでいると、その会に出ていた落語家さんが主催者とお酒を飲んでいらした。
「あぁ、ここは東京だ。」と実感した。
そしてまた、今日も、職場の同僚と新宿で飲んでいて、2件目を探していた途中で、切腹ピストルズさんに遭遇。
大地の芸術祭では、商店街を練り歩いたり、芸術作品の近くで賑やかし、を行ったり…。
私にとって憧れ、スターのような存在。
そんなスターにこんな所で会えるなんて…と、とても嬉しい気持ちと共に、
「あぁ、ここは東京だ」とまた感じた。
この「あぁ、東京」って、いつもなら思えないけれど、たまに感じさせてくれる。日々のスパイスのようなもので、東京に慣れた私を刺激する。
この「あぁ、東京」って感じ、誰かわかるだろうか。